薬と同様に症状に応じて使い分ける

薬草と言えば、医薬品や漢方薬などに使用されているイメージが多く持たれているかと思いますが、その他にも料理の際に使用するスパイスなどにも多くの薬草が含まれているのです。

私達が気づかないだけで生活の様々な所で薬草が取り入れられていると言う事になります。薬草にはかなり多くの種類が存在していますので、その全ての種類を把握する事は少し難しいかと思いますが、私達の生活などに多く使用されている薬草の種類や効用などを今回はご紹介したいと思います。

・「ヨモギ」ヨモギはキク科ヨモギ属で、本州、四国、九州、沖縄で分布されている薬草です。
食用として古くから多くの方に親しまれてきました。一般的にはヨモギ餅として広く伝えられてきており、現在でも多くの方に人気があります。

沖縄では、沖縄そばの麺にヨモギを練り込んだヨモギ蕎麦や、山羊汁を食す際の臭い消しとして利用されていますが、薬用とし使用する場合にはヨモギを煎じて使用します。

効用効果は、解熱や、利尿作用、神経痛、生理不順などに期待できるとされています。

・「ヒルガオ」ヒルガオ科ヒルガオ属で、日本の全ての地域で分布されています。
使用法は、乾燥させたヒルガオを煎じて使用します。効用効果は、疲労回復や、強壮、利尿作用に効果が期待できるとされています。

・「ドクダミ」ドクダミ科ドクダミ属で、本州、四国、九州、沖縄で分布されている薬草です。
使用法は乾燥させたドクダミを煎じて使用します。効用効果は、利尿や、動脈硬化高血圧の予防に期待できるとされています。

また、ドクダミの葉の搾り汁や、よく揉んだ葉を張り付ける事によって、あせもや、湿疹、水虫などにも効果的とされています。

・「スギナ」トクサ科トクサ属の多年草で、日本の全ての地域で分布されています。
使用法は乾燥させたスギナを煎じて使用します。効用効果は、腎臓病や、肝臓病、糖尿病、膀胱炎などに効果が期待できるとされています。

また、蒸したスギナを張り付ける事によって、関節炎や腰痛、神経痛にも効果的とされています。

・「キキョウ」キキョウ科キキョウ属で、北海道、本州、四国、九州で分布されています。
使用法は、乾燥させたキキョウに甘草を加え煎じて使用します。効用効果は、気管支炎や、咳止め、扁桃腺炎などの効果に期待が出来るとされています。

・「オオバコ」オオバコ科オオバコ属で、日本の全ての地域で分布されています。
使用法は、乾燥させたオオバコの種子や葉をを煎じて使用します。効用効果は、種子には下痢止めや咳止めの効果が期待できるとされており、葉には整腸作用や利尿などの効果が期待できるとされています。

・「イカリソウ」メギ科イカリソウ属で、北海道、本州、四国、九州で分布されています。
使用法は、乾燥させたイカリソウを煎じて使用します。効用効果は、神経衰弱や、強壮、強精の効果が期待できるとされていますが、心臓の弱い方への使用は避けた方がよいとされています。

・「アシタバ」セリ科シシウド属で、本州、伊豆、小笠原諸島で分布されています。
使用法は、葉を茹でておひたしや和え物として食します。効用効果は、利尿や便秘、強壮、強精に効果が期待できるとされており、また母乳の出が良くなるとも言われています。

・「オナモミ」キク科オナモミ属で、日本の全ての地域で分布されています。
使用法は、乾燥させたオナモミの果実を煎じて使用します。効用効果は、解熱や頭痛などに効果が期待できるとされており、乾燥させた葉を入浴剤として使用すると、あせもや皮膚病にも効果が期待できるとされています。

・「スミレ」スミレ科スミレ属で、日本の全ての地域で分布されています。
使用法は、乾燥させたスミレの葉や根を煎じ、または生の葉や根を塩揉みして使用します。効用効果は、腫物に効果が期待できるとされています。

まだまだご紹介出来ていない薬草も多々ありますが、今回ご紹介した薬草だけでも、これだけの種類が存在するのです。

しかも、ほとんどの薬草がご自宅で簡単にできる方法で薬草としての効果や役割を果たしてくれるのです。